金融庁が警笛!日本の投資信託は99%がゴミ(格安インデックス投信が良い)

私は日本の金融業界に怒っています!

プロを装って、何も知らない人(特に老人)を騙すのはもうやめていただきたい。詐欺ですよ。

金融に疎い実家の母が、銀行の言いなりになってそれは手数料の高い投資信託を買ってしまっていました。

しかも売買手数料目当てで、半年も立っていないのにそれ売って別のを買おうと言ってきた・・・(おいおい)
ちょうど実家に帰っていた自分が待ったをかけたわけです。

「銀行」と聞くと一見信頼できるように見えますが、あなたの実家にくるのは、銀行と契約を交わしている販売員です。自分の手数料のために「売ってるだけ」です。(事実、その方は私の質問に全て答えられませんでした・・・)

目的は「あなた(やご両親)のお金」です。

細かいエピソードは省きますが、ぜひ皆さんや皆さんの家族・周りの人は粗悪な投資信託に騙されないようにしてください。

そのためにも、正しい知識を身につけてください。

本記事で、金融庁が出している情報をお伝えし、何が優良な投資信託かを共有します。

目次

日本の投資信託の闇に、金融庁が警笛!

日本の投資信託の闇に、金融庁が警笛!

金融庁が「家計の安定的な資産形成」に関する有識者会議というのを開きました。

その議事録は金融庁のHPで確認できます。

そこでハッキリと活字で発表してくれています。

これまで我が国の投資信託は、組成・販売などを行う「生産者側」の論理で提供されてきた面が強いが、積立NISAの導入を一つの契機として、「消費者側」、すなわち、「顧客本位」の目線に立ったものに変わっていく必要がある

家計の安定的な資産形成に関する有識者会議」の議事録

お堅い文章を訳すると、

つまり、

日本の投資信託は、消費者のためじゃなく銀行や証券会社が儲けるための商品なので、そろそろ消費者のためのものにしてくださいよ。

ってことです。

え?!!

こんなこと言っちゃっていいの??って感じですよね。

さらにこの議事録には、アメリカでは法律に違反しているような回転売買をして、日本の金融業界が購入時手数料を荒稼ぎしてきていることなども書かれています。。。

(しーん。。。)

米沢委員の口からは、こんなことも。

全体が5,406本ある中から、今回(まともな投資信託の)対象になったのは約50本ということで、1%以下という数字になっております。この数字を見ますと、あなた方が選んだのは厳し過ぎるんじゃないだろうかという意見があるかと思います。数字の上ではそうなんですが、ただ、今回は、このプロセスにおいては、今、斉藤委員が説明しましたように、非常に問題のある投資信託が多いということで、乱暴な言葉で言うと、真っ当な投資信託を選ぶとこんなものになるのかなというぐらい、そういうような作業だったわけです。

つまり、

日本の5,000本以上ある日本の投資信託は、まともなのは1%以下で、99%は非常に問題がありますよ。

ということです。

何それ、ひどすぎない?!

会議なので紳士的に言ってくれていますが、

普通に話すとこんな感じになるんだろうな、っというのが経済評論家でお金の専門家でもある山崎元さん。

書籍「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」の中で、

投資信託って日本だけでも五千種類以上あって、たぶん99%は検討にも値しないゴミなんだけど、中にはいいやつもある

書籍「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

と言ってます。

99%=ゴミ。。。

絵にするとこう、、、

投資信託

残念すぎて、友達に飲みの誘いをしたくなりそうです、、、。

「じゃあ残り1%の“いいやつ”って何?」っということですが、

絶対欠かせない金融資産はインデックス・ファンド

前述の金融庁資料でも、ちゃんと答えてくれています。

運用で一番いいのは、個別銘柄を選ぶんじゃなくて、インデックスをベースとした投資信託であるということ、これはもう教科書にもきちっと書かれているわけです。そういう意味では、投資信託って非常に魅力的な資産であるので、特に若い人、これから資産形成していく人においては絶対欠かせない金融資産であることは間違いないわけですね。

家計の安定的な資産形成に関する有識者会議」の議事録

普通に話していますが、

そんなに間違いないなら、小学生の教科書に載せといて欲しいレベル。

そのぐらいに、超重要なこと言ってますね。

資産形成に欠かせないのは、手数料が安く資金規模の大きいインデックス投資信託

もちろん株価が今後上がる事が保証されているわけではありませんのでその点はご理解を。

先ほどの「ゴミ発言」の山崎元さんも、インデックス投資信託(ファンド)を著書で勧めています。



理由はこちら。

プロが情報を駆使して運用したアクティブファンドが、指標に沿って機械的に運用したインデックスファンドにほとんと勝ってないってこと。プロが役にたってないことになるから、運用している会社にとってみたら不都合な話でしょう。しかもインデックスファンドのほうが、手数料が安いから、ますます意味がない。

書籍「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

金融のプロって一体・・・・ダブルで残念ですが、気を取り直しましょう。

はい、答えは「インデックス投資」となるわけですね。

インデックス投資って何?っという人には、別記事にてわかりやすくまとめてみました。

まとめ:覚えて欲しい2つのこと

とにもかくにも、せっかく学んだので、この2つだけ今日覚えておいてください。

  • 金融業界がすすめる投資信託の99%はゴミ!
  • 資産形成に欠かせないのは、手数料の安いインデックス投資信託。

インデックス投資が資産形成に良いのは分かったけど、「具体的にどう買えばいいのか?」「どの投資信託が良いのか?」に関しては、下記の記事でまとめております。

簡単なので、よければ参考にしてください。

紹介しているのは、金融庁に「つみたてNISA」に選ばれている優良インデックスファンドの中でも、より低コストな投資信託ばかりです。

ではでは、今日も良い1日にしていきましょう。

当ブログは、「今後世界が発展するなら、長期的に見ると、インデックス投資は統計的には上がる確率が高いだろう」というスタンスです。株価が今後も上がる保証はありませんので、その点を理解の上、投資は個人の判断で行いましょう。当ブログが個人の熱い意見の1つとして参考になれば幸いです。

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