
確定申告の書類の提出方法はどれがいいの?ソフトとか必要なのかな。確定申告からID・パスワード方式って増えたらしいけど、どうなんだろう?
こんな疑問にお答えします。

e-Tax(電子申告)がとにかく便利だったので、わかりやすく記事にしました。2分で読めます。
どの方法で確定申告書類を提出しようか悩んでいる方は、ぜひご一読ください。
確定申告書類の提出方法は3通り

新しくe-Taxに、ID・パスワード方式が追加され、確定申告書類の提出方法は3つです。
- ID・パスワード方式(電子申告/e-Tax)
- 印刷して提出
- マイナンバーカード方式(電子申告/e-Tax)
実は上からオススメ順となっています。
では1つずつ、メリットとデメリット、どんな人に最適かを確認していきましょう。
e-Tax:マイナンバーカード方式

マイナンバーカードとICカードリーダライタを利用してe-Taxを行う従来からの方法です。
マイナンバーカード方式のメリット
・印刷不要
・自宅で、書類の提出が完了!
・添付書類の省略が可能
・還付が早い
・青色申告者は控除額が10万円アップする

国が電子申告を推奨しているので、メリットが多いですね。
マイナンバーカード方式のデメリット
・マイナンバーカードを取得しないとダメ(通知カードではできません)
・ICカードリーダライタを用意しないとダメ(有料で購入する必要があります)
・代わりにマイナンバーカード対応のスマホも使えるけど、ソフトをインストールするなどの初期設定がめんどい。
一からするには、ダブルでめんどい!

当初から、不評だでしたね。1年に1回の確定申告のためにICカードリーダライタを用意する人があまりにいなかった。。スマホで出来るようになるなど、改善されてきました。
- 既にマイナンバーカードを取得済み
- 自分のスマホがマイナンバーカード対応の機種
- アプリのインストールや初期設定が苦じゃない
e-Tax:ID・パスワード方式

届出完了通知に記載されたe-Tax用のID・パスワードを利用してe-Taxを行う新しい方法です。
ID・パスワード方式のメリット
・印刷不要!
・自宅で、書類の提出が完了!
・添付書類の省略が可能
・還付が早い
・青色申告者は控除額が10万円アップする

電子申告のメリットはもちろんそのまま。
ID・パスワード方式のデメリット
・一度税務署に行って、IDとパスワードを取得する必要あり(毎年行く必要はなく一回だけ)

税務署では数分もかからずに届出完了通知が発行されました。毎年確定申告をする人には、これが一番楽そうです。
- まだマイナンバーカードを持ってない・持つ予定がない
- ICカードリーダライタを用意するのも、スマホ設定も面倒
- アプリのインストールや初期設定が苦じゃない
- 一番楽なのがいい
- 5分なら、税務署にいってもいいかな。
税務署で登録に行く際は本人確認のため、顔写真付きの本人確認ができる書類(運転免許証など)をもっていきましょう。
印刷して提出

印刷した書面を郵送、または持参して税務署へ提出する方法です。
印刷の不具合や、国税庁の手間から国はe-Tax(電子申告)を推奨しています。
そのため、印刷提出で得られるメリットを国は用意していません。
印刷提出のメリット
・事前の手続きが不要
印刷提出のデメリット
・印刷コストがかかる。時間的にも経済的にも。
・郵送する場合は、切手代もかかる。
・持参する場合は交通費や持って行く時間がかかる。

今まで私は一貫して「印刷郵送」派だったので、長らく親しみのある方法になります。
- 事前の登録手続きがどうしてもできない人
- 臨時収入で、確定申告するのは今年だけの人
会計ソフトは大手を使うのが便利&安心
今更ですが、税理士さんにお願いする人も、そうじゃない人も「会計ソフト」っというものを使われてると思います。
最近は安くて新しいサービスもありますが、セキュリティ面から考えて、私は会計ソフトに関しては安心の大手を使うべきだと考えています。
下記2社のいずれかにしておきましょう。
・「弥生シリーズ」
・「freee」
どちらも無料で始められるので、使ってみていい方にすればいいかと。
(こぼれ話)印刷がいいのは、都市伝説
会計ソフトを使っている人は、電子申告でアップロードすると全データが税務署に送られてしまって筒抜けになるのが嫌なので、印刷提出を好む人がいる、と聞きました(そういう人にも何度かお会いした)。
しかし今回e-Tax(IDとパスワード方式)を利用してみて、全データは送られないことが確認できました。
また、会計ソフトが出した数字を「確定申告書等作成コーナー」に手打ち入力すれば紐づくという問題も一切ありません。
安心して、使えます。
結論:「ID・パスワード方式」がマジで楽。
今年から、印刷派から電子申告派へなったわけですが、思った以上に楽でした。

今から来年の確定申告が楽しみなくらい。こんな気持ち初めてです。笑
印刷の場合は、データを入力し終わってから、
- 印刷
- 書類の確認
- 添付書類の準備
- 貼り付け
- 封筒準備
- 宛名書き
- 切手の準備
- 投函
っという作業があったわけですが、
電子申告だと、
- データを入力する
以上、おしまい!なんです。
びっくりするくらい楽になりました。
来年ももちろん「ID・パスワード方式」でいきたいと思います。
ぜひみなさんも試してみてください。(まずは税務署に事前登録へ)
ではでは、今日も素敵な1日にしていきましょう。